大阪大学工学部電子情報工学科へ編入したはらちゃんに実体験を書いてもらいました!
目次
自己紹介
こんにちは。まずは簡単な自己紹介をしたいと思います。
名前 | はらちゃん |
出身高専 | 久留米高専 |
学科 | 電気電子工学科 |
受験年 | 2019 |
合格した大学 | 大阪大学 |
科目 | 数学,英語,電気回路, 電磁気 |
併願大学 | 九州大学,専攻科 |
部活 | 野球部 |
趣味 | スポーツ観賞とアイドル |
当時、高専から大学編入をしようと思ったときになかなか情報がなかった
なので、大学編入を目指している高専生のために
僕の受験勉強のことと受験勉強で重要だと思うことについて書いていこうと思います。
僕の受験勉強について
僕の補足情報として、
- 5年間野球部で部活してた
- 成績はクラスで5番目ぐらい
- TOEICのスコアは580(4年の3月受験)で英語は苦手
- 数学はクラスの中でもできるほうで得意
部活は高専の全国大会までいく程度には真面目に取り組んでいたので、
5年生になっても普通に部活してました。
なので、他の受験者よりかは勉強時間は取れていなかったと思ってます。
ここでは主にそんな僕のあまりとれなかった勉強時間について書こうと思います。
また、自分に甘い人間だったので、好きなスポーツのYouTubeやテレビをよく見てしまうこともありました。
勉強時間
受験を勉強始めた時期は4年の夏休み(7月下旬)ぐらいでちょうど約1年間勉強しました。
そのころ周りもそろそろ勉強しないとまずくね?みたいな雰囲気が流れてて、
周りが勉強し始めたのでやり始めました。
勉強においての一つだけのルール
勉強をする上で僕には一つだけルールがありました。
それは
家では勉強しない
このルールのもと1年間受験勉強をしました。
これはなぜかというと、
今までの経験上、家じゃ集中できず勉強の効率が悪いということを感じていたからです。
メリハリをつけるためにこういうルールでやってました。
勉強していた場所
じゃあどこで勉強していたのかというと
具体的に平日だと、以下になります。
- 往復の通学電車で単語帳を読む(40分×2=80分)
- 授業中に勉強
- 放課後は図書館で勉強(4時~8時)
授業中はなかなかできないときもあったりしたので、できたらラッキーぐらいでやっていました。
通学電車と図書館の時間を足して基本的に5時間以上というのを常に考えながらやってました。
ちなみに平日に部活のある日は目標3時間以上にしてました。
休日は、
- 通学電車(40分×2=80分)
- 図書館で勉強(9時~5時)
- 学校の空いているスペースで勉強(5時~7時)
休日の目標勉強時間は10時間以上に設定して勉強をしていました。
図書館が空いているうちは、図書館でやってだいたいお昼ご飯の時間などを考えると図書館で7時間。
電車で1時間20分。
残りの2時間ぐらいを学校の椅子と机があるところを見つけてそこでやってました。
個人的に勉強ばっかになるのがつらくて、
自分に甘い人間だったので、休日は平日見れなかった分のYouTubeやテレビを家に帰って消化してました。(笑)
あと、部活やってて勉強時間は他の受験生には到底叶わないと思っていたので
効率の良さで勝とうと思って開き直ってやってましたね。
僕としては、学校の図書館で勉強することをすごくオススメします。
- 静かで集中しやすい環境である
- 分からないことがあっても本をすぐに探せる
- どうしても分からない場合先生に聞きに行ける
以上の理由から学校のとても勉強するのに適した場所だと思います。
受験勉強で重要な3つのこと
僕が感じた受験勉強で重要な3つのことは
- 受験勉強を始める前に過去問を解く
- 英語は毎日やる
- モチベーションの維持
受験勉強を始める前に過去問を解く
受験勉強を始める前に、
どこの大学を受けるにしても過去問は必ず解くことが重要だと思います。
理由として
- 過去問を解くことで大学のレベルがわかる。
- 何ができて何ができないのかすぐ分かる。
- 現状の自分のレベルを1番手っ取り早く把握出来る
その他にも過去問を解くことで、
試験に出ないところを勉強してたり、勉強していた参考書のレベルが違ったなど
を防げるので無駄が省けて必然的に勉強の効率が良くなります。
過去問が解けたからといって安心してはいけません。
例年と問題の傾向が変わったりするのは当たり前なので
あくまでも大学のレベルを感じることが重要だと思います。
僕の学校では学生課に置いてありました。
高専によって違うと思うので学校に置いてないかもしれません。
その場合は学校のホームページから過去問を請求できるので調べてみてください。
英語は毎日やる
英語は毎日やることが重要な教科だと思います。
特に 高専生は英語をないがしろにしがちだと僕は感じており、
受験では英語の点数で意外と差がついているのではと思ってます。
そこで、英語の点数を上げることができれば合格に一歩近づくと考えました。
そのため、
通学電車では必ず単語帳を読むようにしてました。
また、
隙間時間にSNSなどで英語の記事を探して読んだりなど「英語に触れる機会」を毎日必ず設けるようにしてました。
英語は日々のインプット、アウトプットが重要だと思うので、
他の教科はやらない日もあったりしましたが英語だけは毎日やるように心掛けていましたね。
モチベーションの維持
受験勉強は、
長期間に渡って継続的に勉強する必要があるためモチベーションの維持が重要になります。
僕の場合は、
今日は数学の参考書のこの章は必ず終わらせるみたいな毎日の小さな目標を立ててました。
さらに、それを1週間継続できたらおいしいもの食べに行くだとか、
ゲームを少しやっていいみたいなご褒美を設定して維持していました。
5年になるとすぐクラスの就職組の子たちの就職が決まりだして、周りが遊びだします。
なので精神的にしんどい時期がきました。
そこを、
受験勉強が終わった後の楽しみをモチベーションにしてどうにか耐えて勉強してました。
それから問題解いているとたまに、
(難しすぎて)こんな問題誰が解けるん?
他の高専生はこんな難しいの解いてるん?
みたいに思うことが多々あると思います。
しかし、初見でその問題解ける子なんてそうそういないです。
だから、俺が解けない問題なんてみんな解けないでしょぐらいの感覚で
勉強するのもメンタル的には凄く楽になるので大事なんじゃないかと思います。
最後に:編入試験って凄く「おいしい」試験
僕の個人的な意見なんですけど、
編入試験というのは凄く「おいしい」試験だと思っていて、
僕が合格した旧帝大なんかは同世代の普通校に通う子たちが3年間必死に勉強して、
そしてセンター試験受けて、大学の2次試験受けてみたいな編入試験に比べて圧倒的に大変なことをして入ります。
ですが、編入試験は受験勉強は1年間ぐらいでしかも大学の試験だけ
なのでそう考えるとやっぱり「おいしい」試験だと僕は思います。
最後にですが、
僕の意見は参考程度にして自分に合った勉強法を見つけてください。
大学受験というのは自分の将来に少なからず関わってくることではあるので、
「後悔のない」ように勉強してください。
編入を考えている高専生に読んでもらえると嬉しいです!
ここまで読んでいただいてありがとうございました‼