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テキストを何度も読むのが勉強ですか?
勉強と言えば、授業やノートにまとめる時などに教科書を読み、復習などでまた読んでを繰り返すことだと思っている方が多いと思います。
「とりあえず量をこなせばいい」という考えです。
このように、理解を深めるために何度も教科書を読みますよね? 自分もそうしていました。
実際に多くの方がこのような勉強法で勉強しています。
しかし、時間もかかり意外に記憶に定着していない。これは実体験でそう思うところがあります。
教科書で何度も復習して時間をかけて勉強するしかないと思っていませんか?
実は何度も何度も読む必要なんかない
自分は「試験前一夜漬け」をほぼ毎回していました。
一夜漬けは、広い範囲を少ない時間でしています。
そうなると、教科書を何度も読み返していては確実に時間が足りません。
それでも赤点(60点)は超え、なんなら80,90点あたりをとれてる教科もありました。
では、どんな勉強法だったのか? 以下を読んでみてください。
頭がよくなりたいなら思い出せ
まずは、普段通りノートにメモを取りながら教科書を読みます。
ひととおり教科書の内容をやります。
さて、ここからどうするかが大事です
思い出すとは一体何を?
何をか? って決まってます。
「ひととおり目を通した内容」
にとろん
その通り。
では、なぜ?
なぜ「思い出す」なのか
では、なぜかを知る前に「暗記」と言えば何かを考えてみてください。
自分は暗記といえば「英単語」が出てきました。
英単語の暗記…なかなかできないませんよね
ここで例え話をしましょう。
あなたは今、英単語をひととおりノートに訳などを書いてまとめてみました。
はい、思い出してみてください。
あの単語の意味なんだっけ? こんな訳があったような?
こんな感じのがあったような、みたいな単語もあると思います。
どうです? 答えが知りたくなったでしょう。
このようにさっきの単語なんだっけとなるのがとても大事。
「思い出す」の利点は、
自分が何を暗記していて、何を暗記していないかを知れることです。
思い出す。つまり「記憶から知識を探り出す行為」は、
教科書を読むなどの直接的な学習よりも強力な武器になります。
自己テストしなさい
自分でテストしてみましょう。
覚えてることを紙に書いてもいいですし、頭の中で思い出すだけでもいいです。
それから、答え合わせしてみてください。
あれが抜けてた、これよくわからんなどいろいろ出てくると思います。
それらを「解決」していくことで「テキストを繰り返し読む」より確実に知識として身につくでしょう。
テキストなどを受動的に読み返すだけだと、
自分が何を理解していて、何を理解していないかがわかりませんよね。
そして、わかったような気になってしまう。
それだと勉強した気になっているだけであまり意味がないでしょう。
さいごに
効率よく知識として定着させるための方法でした。
自分はご飯を食べてるときなどによく勉強した内容を振り返ります。
気になり、すぐ答えを確認するせいでご飯が全然進まないんですけどね笑
ですが、たった一日で半期分の内容を頭に入れられるくらいの効力はありました。
「もともと地頭がいいだけだろ」などと聞こえてきそうですが笑
もちろんそれもあると思います。
しかし、一度実践してみてください。効果がわかりますよ
ふとした時でいいので「さっき勉強したやつなんだっけ」と考えてみてください。