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ITパスポートとは
ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
引用元:【ITパスポート試験】iパスとは
ITパスポート試験は独立行政法人であるIPA(情報処理推進機構)が実施しています。
情報処理技術者試験という中の一試験であり「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験になります。
ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できると説明されています。
簡単に言うとITを利活用するならこれくらいは知っててほしいってことですね。
また、自分はIT系ではないし関係ない。と思ってる方が多いと思いますが
実はそんなことはなく、取っておいて損はないです。
特にこれから就職をする方などは取っておいてもいいと思います。
試験内容
CBT方式で行われます。
CBTとは「Computer Based Testing」の略で、簡単に言うとPCを利用した試験のことです。(以下の1.4で説明します。)
試験時間は120分で4つの選択肢の中から1つ選ぶ四肢択一式になります。
問題数は100問あり内訳は以下のようになっています。
- ストラテジ系(経営)35問程度
- マネジメント系(管理)20問程度
- テクノロジ系(技術)45問程度
勉強してみて気づいたんですが、ストラテジやマネジメントの用語は意外とネットニュースなどで使われています。
あ、こういうことなんだってなることもありました。
試験日
試験日は全国各地に計100か所以上設置されてる会場次第となっています。
東京とかだと会場も多く受けるのに困ることはなさそうでした。
また、各都道府県内に月に1日以上実施予定会場が設けられています。
枠は基本早い者勝ちなので
自分が受験できる会場はどこなのか?そして、試験日がいつなのか?を事前に調べておきましょう。
試験日を予約して料金を払った後でも三日前であれば日付の変更が自分はできました。
詳しくはこちら
受験料
5,700円(税込み)です。※2020年12月現在
一度支払ってしまったら、払い戻しは不可なので注意です。
ただ上記で記した通り予約の変更はできるので、何かあれば三日前までに日付を変更しておきましょう。
受験方法
CBT方式になります。
試験開始10分前くらいになると専用のPCがある席に案内されます。
そこで受験番号、利用IDなどでログインをします。
時間になったら開始できるようになるので問題を解きます。
試験終了ボタンを押すか時間が終了したらその場で採点されすぐに結果がわかります。
また、試験を早く解き終わっても途中退室できます。
上記の説明じゃ読んでも実際に使ってみないとよくわからないと思うのでCBT疑似体験ソフトウェアがあるので試してみてください
合格ライン・合格率・難易度
下記のように合格ラインが決められています。
両方満たさなければ合格できません。
- 総合評価点:600点以上/1,000点(総合評価の満点)
- ストラテジ系:300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
- マネジメント系:300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
- テクノロジ系:300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
まず、各3分野ですべてで300点を超える必要があります。
さらに、その上で総合評価点で600点以上を取らなければなりません。
また、一問何点みたいなのがなくよくわからない方式で採点します。
(難しい理論だと思うのでここでは省きます。)
何問正解してたらいいみたいなのははっきりは言えませんが
各分野で、大体60%以上の正解率があれば大丈夫だと考えていいです。
合格率は50.7%で二人に一人が合格する割合です。他の国家資格に比べたら難しい試験ではないです。
オススメの勉強方法
ITパスポート合格までにやった5つのことこちらの記事に詳しく書いてます。
覗いてみてください。
テキストを買い一通り読んでから過去問を解きながら
わからない用語などをわかるようにしていくのが一番効率がよさそうです。
また、過去問と同じや似たような問題もあるのでやってて損は絶対にないです。
下記のテキストを自分は使用して合格しました。
また、スマホでもPCでも、マルチデバイス対応でどこでも学習が可能なオンラインスクールの検討もいいと思います。
資格の学校TACのノウハウが凝縮された充実の講義ムービーや過去問を徹底分析した問題演習機能が月にたった980円で利用できます。
詳しくは以下から
なぜ取得したほうがいいのか
取得するメリット
就職や仕事に役に立つ
これが一番のメリットではないでしょうか。
今の時代、業種・職種を問わずあらゆる分野でITは基盤となり利活用されています。
ITパスポート試験は「ITに関する基礎的な知識を証明する国家試験」と説明されてるくらいなのでメリットがないわけがありません。
ITパスポートでは、経営・IT管理・IT技術の幅広い分野から基礎になるものが出題されます。
ですから、勉強することでITに関しての知識が深まります。
大手企業でも取得を推奨しています。
こちらを見ていただければわかりますが、企業によっては社員全員の取得を目指しているところもあります。
役に立つのか
第一に就職に役に立ちます。
まず、なんといっても国家資格です。
資格を持っているだけで「自分はITの基礎はわかってます」と採用担当にアピールできます。
入社後も実際に勉強した内容は役に立つでしょう。
しかし、再就職や企業内で、この資格があるから有利になるということはあまりないと考えて良いと思います。
IT系に転職の場合などは一つランクを上げた「基本情報技術者」をとりあえずは持ってたほうがいいです。
自分が取得していいなと感じた点
まず、この資格を取得するにあたり勉強したストラテジやマネジメントは普通なら勉強することもなかったと思うのでできてよかったと思ってます。
本当に色々なところでストラテジやマネジメントは使われており用語も耳にすることが多いです。
かじった程度の知識にはなりますが、情報など分析方法などは活用できます。
テクノロジ分野は学校で習ったりしてることが多くそこまでプラスにはなりませんでした。
また、いくら難易度が低いと言っても国家資格なので、国家資格を取得できたというので自信につながりました。そこも取得してよかったなと思ってます。